不動十九観の儀軌
1. 此の尊は大日の化身なり。
2. 明(真言)の中に阿(あ)、路(ろ)、喚(かん)、蔓(まん)の四字あり。
3. 常に火生三昧に住す。
4. 童子形を現じ、身、卑しくして肥満せり。
5. 頂に七莎髻あり。
6. 左に一弁髪を垂る。
7. 額に皺文あり、形、水波のごとし。
8. 左の一目を閉じ、右の一目を開く。
9. 下歯、上の右唇を喫み、下の左唇、外へ翻出す。
10. その口を緘閉す(閉じる)。
11. 右手に剣を執る。
12. 左手に索を持つ。
13. 行人の残食を喫す。
14. 大盤石に安坐す。
15. 色醜くして青黒なり。
16. 奮迅忿怒す。
17. 遍身に迦楼羅炎あり。
18. 変じて倶力迦大龍と成り剣に纏わる。
19. 変じて二童子と作り、給使す。
青不動明王とは:国宝としての青不動:天台宗 青蓮院門跡 青不動ご開帳
九世紀末に天台宗の安然(あんねん)が「不動明王 立印儀軌修行次第 胎蔵行法(りゅういんぎきしゅぎょうしだい たいぞうぎょうほう)」で著した。